女子ゴルフ国内ツアー 渋野 13位も観客沸かす

女子ゴルフ国内ツアー 渋野 13位も観客沸かす
女子ゴルフの国内ツアー大会は北海道北広島市で最終ラウンドが行われ、日本選手42年ぶりの海外メジャー優勝を果たした渋野日向子選手はスコアを伸ばせず13位でしたが、最後の2ホールを連続バーディーで締めくくって観客を沸かせました。
前の週に全英女子オープンを制した20歳の渋野選手は11日に行われた最終ラウンドを通算4アンダーの9位からスタートし、4番で第2打をグリーン奥のラフに打ちアプローチにもミスが出て今大会初めてダブルボギーをたたきました。

渋野選手は直後の5番でバーディーを取り、8番ではグリーン手前からアプローチを直接沈める鮮やかなチップインバーディーを奪いましたが、ボギーも2つたたいて前半でスコアを2つ落としました。

それでも得意の後半で11日も強さを見せ、17番と18番を連続バーディーで締めくくってファンを沸かせ、バーディー5つ、ボギー3つ、ダブルボギー1つで回り、通算4アンダーで13位となりました。

渋野選手は最後の連続バーディーで11日のスコアをイーブンとし、国内ツアーでの連続オーバーパーなしを記録が残る1990年以降で7位に並ぶ21ラウンドに伸ばしました。

渋野選手は「体はきょうがいちばん動いていたのに出入りの激しいゴルフになってしまい悔しかったが、最後の連続バーディーはねらいにいって取れたのでよかった。この3日間、本当にたくさんの人が応援に来てくれてうれしかった」と話していました。

優勝は、今シーズンから日本のツアーに参戦している韓国のペ・ソンウ選手で、通算12アンダーで並んだ台湾のテレサ・ルー選手とのプレーオフを制し、ツアー初優勝を果たしました。

渋野の活躍に同世代も刺激

今回の大会では、20歳の渋野選手の快挙に刺激を受けた同世代の選手たちも力を見せました。

渋野選手と同じ1998年度生まれには畑岡奈紗選手や勝みなみ選手などがいて、女子ゴルフの「黄金世代」と言われています。

その1人でことし国内ツアーで初勝利を挙げている原英莉花選手は、12位からスタートした11日の最終ラウンドで8つのバーディーを奪う猛チャージを見せ、通算9アンダーで日本選手トップの4位になりました。

原選手は「渋野選手が海外メジャーで勝って、自分にもチャンスはあると感じた。自分たちの世代はたくさん選手がいるので、みんなで活躍できたらいいと思う」と話していました。

同じく「黄金世代」で去年のツアーの新人賞と敢闘賞に選ばれた小祝さくら選手も最終ラウンドでスコアを4つ伸ばし、通算8アンダーで今シーズン6回目のトップ5となる5位に食い込みました。

小祝選手は「渋野選手の活躍は本当に刺激になった。個人スポーツなのでそこまで強く意識はしないが、自分たちの世代で女子ゴルフ界を盛り上げていきたい」と話していました。