夏の甲子園 東海大相模が4年ぶりに3回戦へ

夏の甲子園 東海大相模が4年ぶりに3回戦へ
夏の全国高校野球、大会6日目の第2試合は、神奈川の東海大相模高校が滋賀の近江高校に6対1で勝って、4年ぶりに3回戦に進みました。
東海大相模は4回に相手のエラーで先制すると、5回に1点、6回にも4番の山村崇嘉選手のタイムリーヒットなどで3点を加えてリードを広げました。投げても、先発した遠藤成投手が8回途中1失点の好投を見せ、このあと、2人のピッチャーにつないで反撃を抑えました。東海大相模が6対1で勝って、優勝した平成27年以来、4年ぶりの3回戦進出を決めました。敗れた近江は滋賀大会5試合でエラーがなく、堅い守りが持ち味でしたが、11日はエラー6個と守備が乱れて失点を重ね、力を発揮できませんでした。

「積極的な走塁でプレッシャーかけた」東海大相模 門馬監督

東海大相模高校の門馬敬治監督は「近江の林投手とキャッチャーの有馬選手のバッテリーに対し、積極的な走塁でプレッシャーをかけたのが勝因だと思う。アグレッシブはうちの代名詞できょうも何も特別なことはしていない。相手は守備が固いと聞いていたが、試合前のボール回しで暴投があったので、小さな隙をついていった」と振り返っていました。

「次の試合は全員で勝利を」東海大相模 井上主将

東海大相模高校のキャプテン、井上恵輔選手は、走塁を絡めた攻撃について「東海大相模は足があると言われていたので、走ることに重点を置いた練習をしてきた。サインは出ていたが、スタートを切るのは自分たちなので、それぞれの選手が徹底して実行したことが得点に結び付いた」と振り返りました。そのうえで、3回戦に向けて、「走塁は思ったことができたが、バッティングでは低めを振らないことを徹底できなかった。次の試合は全員で勝利をつかみたい」と話していました。

「エラー6個は想定外」近江高校 多賀監督

近江高校の多賀章仁監督は滋賀大会でエラーがなかった守備が乱れたことについて「エラー6個は想定外です。相手の足を気にして打球を取り損なっていた。絶対に勝ちたいという気持ちがエラーになってしまったと思う」と悔しそうに話していました。また、エースの林優樹投手については「滋賀大会はずっと無失点に抑えていただけに林にとっては最初のタイムリーエラーでの1点がかなり大きかった」と話していました。

「1つのミスから崩れた」近江高校 有馬選手

近江高校のキャプテンでキャッチャーの有馬諒選手は滋賀大会でエラーがなかった守備が乱れたことについて「ミスをしないチームだからこそ1つのミスから崩れていってしまった。楽しんでプレーできたが自分たちの力をすべて出し切れずにくやしい」と振り返りました。エースの林優樹投手について「よく投げてくれたと思う。林投手がいなければ自分も成長することができなかったし林投手だったからこそこのチームで甲子園に戻ってくることができた。3年間一緒に成長してこられたことはうれしいし、感謝している」とねぎらっていました。