福島 双葉町の伝統の盆踊り 避難先のいわき市で楽しむ

福島 双葉町の伝統の盆踊り 避難先のいわき市で楽しむ
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原発事故によって避難生活を余儀なくされている福島県双葉町の人たちが暮らすいわき市の災害公営住宅で10日夜、盆踊りが行われ、県内外から集まった人たちが伝統のお囃子にのって踊りを楽しみました。
この盆踊りは、全域で避難指示が続く双葉町の伝統を受け継ぎ、交流を保とうと、町の住民グループが毎年開いています。

いわき市勿来町の災害公営住宅の広場で開かれたことしの盆踊りには、県内外の避難先などから大勢の人が集まりました。

双葉町の盆踊りは、伝統の唄とともに複数の地区がかわるがわるお囃子を担当し、太鼓や笛の演奏を止めることなく続けるのが特徴です。

お囃子の一団が乗ったやぐらの周りでは、幼い子どもからお年寄りまでたくさんの人たちが輪を作って、伝統の踊りを楽しんでいました。

参加した80代の女性は「お囃子を聴くと自然と踊ってしまいます。これを踊らないと夏が終わらないです」と話し、子ども連れで参加した女性は「伝統の踊りを伝えていきたいので、ことしも子どもたちと一緒に参加できてうれしい」と話していました。

また、双葉町出身で仙台市に住む30代の男性は「原発事故のあと初めて参加しましたが、知り合いにもたくさん会えて双葉町に帰ったようでとてもうれしい」と話していました。