北朝鮮 飛しょう体発射 米韓軍事演習をけん制か

北朝鮮 飛しょう体発射 米韓軍事演習をけん制か
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北朝鮮は10日朝早く、短距離弾道ミサイルとみられる飛しょう体2発を発射しました。この2週間余りで5回目で、北朝鮮各地から発射されており、どこからでも攻撃できる能力を誇示することで、合同軍事演習を続ける米韓をけん制するねらいがあるとみられます。
韓国軍の合同参謀本部は、10日午前5時34分と、午前5時50分ごろ、北朝鮮が東部のハムギョン(咸鏡)南道ハムン(咸興)付近から日本海に向けて飛しょう体2発を発射したと発表しました。

発射されたのは、短距離弾道ミサイルとみられ、飛行距離は400キロ余り、高度は約48キロだったと明らかにしました。

韓国大統領府の報道官は、今回の発射の意図について、米韓合同軍事演習が11日から本格化するのを前に、北朝鮮の軍事力を見せつけるとともに、北朝鮮が自主開発した新型の短距離ミサイルの性能を確認する目的もあると説明しました。

北朝鮮による発射は、この2週間余りで5回目で、今月6日には南西部のファンヘ(黄海)南道から北朝鮮の上空を横断する形で日本海に向けて発射するなど、さまざまな場所から行われています。

北朝鮮としては、どこからでも攻撃できる能力を誇示することで、米韓をけん制するねらいがあるとみられます。

米韓の合同軍事演習は、今月20日まで行われる予定で、韓国軍は、北朝鮮が発射を続ける可能性が高いとみて、警戒態勢を維持しています。