「松代大本営」建設の犠牲者 関係者らが追悼行事 長野

「松代大本営」建設の犠牲者 関係者らが追悼行事 長野
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太平洋戦争末期に建設が進められていた長野市の「松代大本営」の跡地で、工事で亡くなった人を悼み平和を祈る集いが開かれました。
長野市の「松代大本営」では、本土決戦に備えて軍や政府の中枢を移すため地下ごうの建設が進められ、動員された朝鮮半島出身者を含む多くの人が亡くなったと言われています。

10日は、犠牲になった朝鮮半島出身者を追悼する集会が地下ごうの入り口にある慰霊碑の前で行われ、慰霊碑を守る活動を行っている市民団体や松本市にある朝鮮学校の生徒など約60人が参列して黙とうをささげました。

そして、団体の塩入隆会長が「大本営の建設のために苦労した人たちを思うことは新しい時代の日韓関係を作るうえで必要なことだと思います。犠牲になった人のことを深く心にとめ、自分たちにできる形で日韓、日朝の交流を進めたい」とあいさつしました。

参加した人たちは、1人ずつ慰霊碑に花を手向けて静かに手を合わせ犠牲者を悼んでいました。

参加した朝鮮学校の生徒は「自分の祖先につながる人たちにお疲れさまでしたという気持ちと、自分はその子孫としてしっかり頑張っていきます、ということを伝えました」と話していました。