ふるさとの絆は“盆野球”で 被災地で60人はつらつプレー 福島

ふるさとの絆は“盆野球”で 被災地で60人はつらつプレー 福島
原発事故による避難指示がおととし、一部で解除された福島県浪江町で、恒例の「盆野球」が行われ、避難先などからメンバーが集まって久しぶりの野球を楽しみました。
浪江町の「盆野球」は、住民の交流を深めるお盆の恒例行事で、おととし原発事故による避難指示が一部で解除されたこと受けて去年、8年ぶりに再開しました。

町内の学校のグラウンドを会場に県内外に避難している住民など約60人が集まり、震災前から毎回、参加しているという野球愛好家のチームや、震災が発生した当時、高校1年生だった同級生らで作るチームなど、4つに分かれてトーナメント戦を行いました。

メンバーの多くは今も県内外で避難し、どのチームも練習時間はほとんど取れなかったということですが、10日は、懐かしい仲間との息の合った連係プレーも出て、白熱した試合を繰り広げていました。

避難先のいわき市から参加した20代男性は「原発事故のあとは、友人と集まれる機会があまりなかった。こうやってみんなと野球ができて最高です」と話していました。

同級生と参加した浪江町職員の20代男性は「多くの仲間がまたふるさとに集まってくれてうれしい。来年はもっと多くの友人を集めて参加したいです」と話していました。