夏の甲子園 関東第一が4年ぶりの初戦突破

夏の甲子園 関東第一が4年ぶりの初戦突破
夏の全国高校野球、大会5日目の第1試合は、東東京の関東第一高校が新潟の日本文理高校に10対6で勝ち、4年ぶりに初戦を突破しました。
関東第一は、2点を追う3回、4番・平泉遼馬選手の大会10号のソロホームランなどで4点を奪って逆転しました。

再びリードされた4回にも5番・野口洋介選手のタイムリーヒットなど、3連続ヒットで2点を奪って再び、逆転しました。

関東第一は、その後も追加点を奪い15安打の猛攻で打撃戦を制して日本文理に10対6で勝ち、4年ぶりに初戦を突破しました。

日本文理は、4点を追う9回に1アウト満塁のチャンスを作りましたが、あと1本が出ませんでした。

関東第一 米澤監督「まだまだ選手はうまくなる」

関東第一高校の米澤貴光監督は、ヒット15本で10点を奪った打線について「日本文理の先発投手がすばらしいピッチングをする中で、平泉のホームランがチームに勇気を与えてくれました。4番としていいバッティングをしてくれました」とたたえていました。

また、5回から好リリーフした谷幸之助投手については「最後は力を込めて投げ切りたいという気持ちが出ていたので彼に託しました。9回にはセカンドのいいプレーも出て、うちとしては守り勝った試合だと思います」と話していました。

そのうえで、次の試合に向けては「まだまだ選手たちはうまくなる。もう一回練習して勝利を目指して頑張りたい」と意気込んでいました。

野口洋介選手は、4回の逆転タイムリーヒットについて、「2ストライクと追い込まれたので、バットを短く持ち後ろにつなごうという意識で振った結果、ヒットになってくれた。次の試合でもチャンスで1本打って勝利に貢献したい」と話していました。

平泉遼馬選手は、反撃のきっかけとなった3回のホームランについて「4番として、試合の流れをチームに持ってきたかった。アウトになってもいいからバットを振り切ろうと強く振った結果ホームランになってくれました」と話していました。

また、4回に打った同点のタイムリースリーベースヒットについては「再び逆転され、ホームランを打とうと力んで追い込まれてしまったので、2ストライクからは切り替えて逆方向を意識して打った。つまりながらもうまく抜けてくれた」と話していました。

日本文理 長坂主将「悔しい気持ち」

日本文理高校のキャプテン、長坂陽選手は、「リードされることが多い厳しい展開でしたが、何とかついていこうという思いで、臨んでいました。9回のチャンスでは、今までやってきたことを出そうと打席に立ちましたが、打つことができませんでした」と悔しそうに話していました。

そして「まだまだやりたかったので悔しい気持ちです。ここまで来ることができたのはメンバーのおかげなので、ありがとうと言いたいです」と話していました。

南隼人投手は「仲間が再三、点を取ってくれたにもかかわらず、リードを守ることができず悔しい気持ちです。自分のあとにマウンドに上がった長谷川をはじめ、2年生が多いチームだったので来年の甲子園では勝ち上がってほしいです」と話していました。