NY市場 円高進行で一時105円台前半に

NY市場 円高進行で一時105円台前半に
9日のニューヨーク外国為替市場は米中貿易摩擦への懸念からドルを売って円を買う動きが強まり、円相場は一時1ドル=105円25銭と、今月に入ってからの円高局面で最も値上がりしました。
9日のニューヨーク市場は米中貿易摩擦への懸念から、まず株価が大きく値下がりし、ダウ平均株価は一時、前日に比べて280ドル以上下落しました。

これを受けて、リスクを避けようという動きから外国為替市場ではドル売り円買いが進み、円相場は一時1ドル=105円25銭まで円高が進みました。

1ドル105円台前半は、先月末に比べて3円以上円高ドル安が進行したことになり、アメリカの利下げをきっかけに今月に入って強まっている円高局面では最も値上がりしたことになります。

また株価は取り引き終了にかけて買い戻されたものの、9日のダウ平均株価の終値は前日に比べて90ドル75セント安い、2万6287ドル44セントでした。

市場関係者は「貿易摩擦に加え米中の通貨をめぐる対立が円相場にも影響を与えている形だ。リスク回避の動きに加えて、追加緩和の手段が限られていると見られている円は買われやすい状況にある」と話しています。