「京アニ」犠牲者を悼みアニメ舞台の神社で祭り 埼玉 久喜

「京アニ」犠牲者を悼みアニメ舞台の神社で祭り 埼玉 久喜
スタジオが放火された「京都アニメーション」の人気アニメの舞台となった埼玉県久喜市の神社で祭りが開かれ、作品が描かれたみこしをファンたちが担いで亡くなった人を悼みました。
埼玉県久喜市鷲宮地区にある鷲宮神社は「聖地巡礼」がブームにもなった京都アニメーションの代表作「らき☆すた」に登場する神社のモデルとなり、毎年、この時期に開かれる祭りで伝統的な山車とともに、ファンが作ったみこしが担がれています。

ことしは、大阪や北海道などから男女合わせて58人が担ぎ手として参加し、まず、全員で事件の犠牲者に黙とうをささげました。

そして、威勢のいい声を上げながら作品のキャラクターが描かれた重さ300キロの「らき☆すた神輿(みこし)」を担いで練り歩くと、沿道からは大きな声援が上がっていました。

ことしは、事件を受けて自粛も検討されましたが、ファンから「みこしを担ぐことで京都アニメーションを励ましたい」といった意見が相次いだため、予定どおり開催することになったということです。

みこしを制作した「らき☆すた神輿準備会」の大木敏久代表は「作品を通じて多くの人とつながりを持つことができた。京都アニメーションには心から感謝しているので、少しでも元気を届けられればと願っています」と話していました。