北アルプス焼岳 空気の振動を伴う地震を観測

北アルプス焼岳 空気の振動を伴う地震を観測
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長野と岐阜の県境にある北アルプスの焼岳で、27日午後、空気の振動を伴う地震が3回観測されました。山頂の状況は分かりませんが、過去に同じ現象があった際には小規模な噴気が確認されていることから、気象庁は噴火警戒レベル1を継続したうえで今後の活動に注意するよう呼びかけています。
気象庁によりますと、北アルプスの焼岳で、27日午後3時20分から24分にかけて、空気の振動を伴う地震が3回観測されました。傾斜計などでは山の地盤の変化は確認されていません。

山頂付近には雲がかかっていたため、詳しい状況は分かりませんでしたが、おととし8月、今回と同様に空振を伴う地震が観測された際には、小規模な噴気が出ているのが確認されています。

気象庁は、焼岳の噴火警戒レベルを「活火山であることに留意」を示す、レベル1を継続したうえで、今後、火山活動が活発化するおそれもあるとして注意を呼びかけています。

気象庁によりますと、焼岳では、過去に繰り返し水蒸気噴火が起きていて、57年前の昭和37年には、噴火に伴う噴石で火口付近の山小屋にいた2人がけがをしています。