静岡県 愛知県に記録的な大雨 災害の危険迫る

静岡県 愛知県に記録的な大雨 災害の危険迫る
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暖かく湿った空気の影響で、静岡県や愛知県では局地的に雨雲が発達して1時間に100ミリ以上の猛烈な雨が降ったとみられ、気象庁は「記録的短時間大雨情報」を発表しました。気象庁は、土砂災害や低い土地の浸水に警戒し、安全を確保するよう呼びかけています。
気象庁によりますと、太平洋高気圧の縁をまわる暖かく湿った空気の影響で、今夜になってから静岡県西部を中心に発達した雨雲がかかっています。

レーダーによる解析では静岡県の浜松市南部付近、磐田市付近と湖西市付近、それに愛知県豊橋市東部付近で午後10時すぎまでの1時間にいずれもおよそ110ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、気象庁は「記録的短時間大雨情報」を発表しました。

また、午後10時までの1時間に、静岡県が浜松市西区に設置した雨量計で91ミリの猛烈な雨を観測しました。

これまでの雨で、静岡県と愛知県では、土砂災害の危険性が非常に高まり「土砂災害警戒情報」が発表されている地域があります。

また、静岡県では氾濫の危険性が非常に高まり「氾濫危険水位」を超えている川があります。

静岡県では、23日未明にかけて、局地的に雷を伴って1時間に80ミリの猛烈な雨が降るおそれがあります。

気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に警戒するとともに、自治体が発表する避難の情報などに注意して、安全を確保するよう呼びかけています。

大雨の様子は

静岡県浜松市のJR浜松駅の北側で午後10時すぎにNHKの職員が撮影した映像には雨が激しく降る様子が映っています。離れたところには浸水しているように見えるところもありますが、雨が激しく近づけない状況だということです。
また、JR浜松駅に近い飲食店で午後10時ごろにNHKの記者が撮影した映像では、飲食店の床が水浸しになっています。飲食店の店主によりますと、午後9時ごろから雨が強くなり、9時半ごろには店内に水が入ってきたということです。深さが3センチほどになり、当時、15人ほどいた客には帰宅を促し、営業を中断したということです。店主の女性は、「このような被害は経験したことはなく驚いています。雨の状況を見て排水の作業をしなければなりません」と話していました。

静岡県浜松市中区の住宅地で午後10時ごろNHKの職員が撮影した映像では、雨が強く降り、雷も鳴っていて、住宅の敷地内には、雨水が5センチ程度たまっていたということです。