東京五輪パラ 鉄道混雑はどうなる 山手線の乗車率は180%も

東京五輪パラ 鉄道混雑はどうなる 山手線の乗車率は180%も
来年の東京オリンピック・パラリンピックの期間中には、東京を中心に選手などの大会関係者や国内外の観客など、延べ1000万人以上が訪れると見られ、このまま対策をとらないと、鉄道や道路が通常よりも混雑することが予想されています。
東京都によりますと、このうち、首都圏の鉄道では、東京大会の観客や道路の混雑を避けて鉄道を利用する人などで、利用者がふだんより、およそ1割増えると予想されています。

また、通勤の利用者の多いJR山手線や京葉線、競技会場の多い臨海地域を通るりんかい線やゆりかもめは、競技が開催される日の時間帯によっては乗車率が最大で180%になると見込まれています。

さらに、競技会場の最寄り駅や乗り換えに使われる駅の千駄ヶ谷駅や有楽町駅、豊洲駅などでは、利用者がふだんより3割以上、増えると見込まれています。

このため都は、鉄道の混雑を緩和し、大会の円滑な運営と経済活動を両立させるため、大会期間中に混雑時間を避ける時差出勤や通常の職場から離れた場所で働くテレワークなどに取り組むよう呼びかけているのです。

一方、鉄道各社も東京大会の期間中の対策を検討しています。このうちJR東日本は、競技会場が沿線にある横浜線や京葉線、川越線で、競技の開催日に列車を増やす予定で、東京メトロは、銀座線、有楽町線、南北線で列車を増やすほか、競技会場の最寄りとなる辰巳駅や豊洲駅で自動改札機を増やす方針です。

このほか首都圏の鉄道事業者は、オリンピックの期間中に夜遅くまで行われる競技があることから、終電の時間を延長する方針で、具体的なダイヤを検討しています。

来年の東京大会の期間中に予想される鉄道の混雑状況は、都のホームページで見ることができるほか、東京メトロも競技会場の最寄りとなる9つの駅の混雑予想をホームページに掲載しています。