中国主導のAIIB 加盟承認の国と地域が100に

中国主導のAIIB 加盟承認の国と地域が100に
中国が主導するAIIB=アジアインフラ投資銀行は加盟を承認した国と地域が100に達したと発表しました。中国の影響力拡大を警戒する声も出るなか、各国の幅広い支持を得ていると強調するねらいもあるとみられます。
AIIB=アジアインフラ投資銀行は13日まで2日間の日程でルクセンブルクで総会を開き、新たにアフリカのベナン、ジブチ、ルワンダを参加国として迎え、参加を承認した国と地域が100に達したと発表しました。

AIIBは2015年12月に中国の主導で設立され、当初加盟国は57か国でしたが、設立3年余りでこれを急速に拡大させ、日本とアメリカ主導のADB=アジア開発銀行の68を大幅に上回りました。一方で議決権の4分の1以上を中国が握っていることから、銀行の運営に中国指導部の意向が反映されるのではないかという懸念も指摘されています。

また、中国が進める国際戦略「一帯一路」をめぐっては、支援対象のインフラの運営権を担保に過剰な融資を行ういわゆる「債務のわな」の問題も指摘されていて、アメリカは中国の影響力拡大に強い警戒感を示しています。

AIIBは今回の発表で「加盟国の持続可能な発展を支援していく」と強調していて、国際社会から懸念や警戒の声も出るなか、各国の幅広い支持を得ていると強調するねらいもあるとみられます。