香港 中国本土と隣接する地区で抗議活動 混乱の収束見通せず

香港 中国本土と隣接する地区で抗議活動 混乱の収束見通せず
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香港で、容疑者の身柄を中国本土にも引き渡せるようにする条例の改正案をめぐって抗議活動が続く中、中国本土と隣接する地区で抗議活動が行われました。香港で購入した商品を中国本土に大量に持ち帰って高値で転売する行為の規制などを求めるもので、現場ではデモの参加者の一部と警官隊が衝突し、一時騒然となりました。
抗議活動は、香港の中国南部、広東省※深センに隣接する地区で13日午後、行われました。

香港では、深センから訪れる人たちが日用品を大量に購入し、中国本土に戻ったあと、高値で転売して利益を得る「運び屋」行為が横行していて、日用品が不足するなど市民生活に影響が出ているとして反発が強まっています。

13日の抗議活動は、こうした「運び屋」行為の規制や取締りなどを政府に求めるもので、主催者の発表で3万人が参加しました。抗議活動はおよそ2時間行われ、その後、デモに参加した一部の若者と警官隊が衝突し、現場は一時騒然となりました。

香港では、容疑者の身柄を中国本土にも引き渡せるようにする条例の改正案をめぐって、香港政府が事実上、廃案となるという認識を示していますが、市民は「完全な撤回」を求めて抗議活動が続いています。

こうした中、中国本土と関係するさまざまな問題に対する抗議活動も呼びかけられていて、混乱の収束は見通せていません。

センは※「土」偏に「川」

「香港人を代表して自由を求める」

抗議活動に参加した21歳の男性は「香港人を代表して自由を求めます。抗議活動には多くの人が参加すると思います」と話していました。

また、17歳の女子高生は「香港の人の日常生活に影響が出ているので、香港政府に『運び屋』問題をきちんと考えてほしいです」と話していました。