国連事務総長 気候変動への対応 日本の途上国支援に期待

国連事務総長 気候変動への対応 日本の途上国支援に期待
国連のグテーレス事務総長は来月、日本政府が国連などとともに横浜で開催するTICAD=アフリカ開発会議に出席するとしたうえで、気候変動の影響を受けやすい途上国に対する日本のさらなる支援に強い期待を表明しました。
グテーレス事務総長は12日、ことし3月に猛烈な勢力のサイクロンが上陸し、600人余りの死者を出したアフリカ南部モザンビークの都市ベイラを訪問し、現地でNHKの単独インタビューに応じました。

この中でグテーレス事務総長は、日本政府と国連などの共催で来月下旬に横浜で開かれる第7回TICAD=アフリカ開発会議に出席すると明らかにしました。

そのうえで、「日本の協力は極めて重要だ。気候変動への対応を強化するような援助をモザンビークのような途上国に対して行ってほしい」と述べて、日本のさらなる貢献に強い期待を表明しました。モザンビークでは森林の違法伐採が水害の深刻化につながっていることから、JICA=国際協力機構が森林を適切に管理する指導を行っています。

JICAモザンビーク事務所の青木英剛次長は、「二酸化炭素などの温室効果ガスを吸収する意味で森林計画は世界共通の課題だ」と述べて、気候変動への対応や災害に強い基盤作りで日本が一層の支援をしていく意欲を示していました。