薬物など依存症 支援を考えるシンポジウム 東京

薬物など依存症 支援を考えるシンポジウム 東京
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薬物やアルコールなどに依存し繰り返し犯罪を起こしてしまう人たちの支援の在り方を考えるシンポジウムが都内で開かれました。
東京千代田区で法務省が開いたシンポジウムには、薬物などの依存症の人の家族や支援者などおよそ400人が集まりました。

犯罪白書によりますと、おととし全国で覚醒剤取締法違反の疑いで検挙されたおよそ1万人のうち、過去にも同じ罪名で検挙歴がある再犯者の割合はおよそ66%に上っていて、依存症を背景にした再犯をどのように防いでいくかが課題となっています。
会場では、母親が鎮痛剤や睡眠薬などに依存し治療を受けていたという医師のおおたわ史絵さんが講演し「母の依存症は死ぬまで続き、救うことができませんでした。依存症の人を減らすためには、本人だけでなく、家族を支えていくことが大切です」と訴えました。

このあと、パネルディスカッションには支援団体の代表やソーシャルワーカーなどが参加し「薬物の依存症はいったん治ったように見えても再発するケースがあり、支援する側は、依存症の人が安心できる環境を作ることが必要だ」という指摘や、「依存症への差別や偏見を無くし、支援の受け皿を増やして社会全体で支えていくことが重要だ」などの意見が出ていました。