踏み間違い事故防止 自動車メーカー 後付け装置の販売強化

踏み間違い事故防止 自動車メーカー 後付け装置の販売強化
高齢ドライバーによる深刻な交通事故が相次ぐ中、自動車メーカー各社はペダルの踏み間違いによる事故を防ごうと、販売済みの車にあとから取り付ける安全装置の発売に力を入れています。
この後付けの装置は、車の前後のバンパーにセンサーを取り付けて、進行方向に障害物などがあるにもかかわらず発進した場合、システムが自動的にエンジンを制御して加速を抑えることができます。

トヨタ自動車は、去年12月に発売し、ことし5月までの半年間の販売台数はおよそ2200台でしたが、高齢ドライバーによる事故への関心の高まりを背景に、先月は1か月でおよそ2000台に上ったということです。

装置は税抜きで5万円余りで、ほかに設置費用がかかります。会社は、装置を後付けできる車種を高齢者に人気の車種から順次増やしていて、年内には今の8車種から12車種に拡大する方針です。

こうした安全機能は、新車の多くで備えられていますが、国は今月、後付けタイプについても開発や販売を強化するよう、メーカー各社に要請しました。

軽自動車を手がけるダイハツもすでに販売しているほか、ホンダや日産自動車、それにスズキも早期に発売できるよう準備を進めていて、後付けの装置を取り扱うメーカーは増えていく見込みです。