卓球 伊藤 石川が準決勝敗退

卓球 伊藤 石川が準決勝敗退
オーストラリアで開かれている卓球の国際大会は13日、女子シングルスの準決勝が行われ、伊藤美誠選手はリオデジャネイロオリンピック金メダルの中国選手にゲームカウント3対4で競り負け、決勝進出はなりませんでした。
国際卓球連盟が主催するワールドツアーのオーストラリアオープンは13日、女子シングルスの準決勝が行われ、世界7位の伊藤選手は、世界3位でリオデジャネイロオリンピック金メダル、中国の丁寧選手と対戦しました。

伊藤選手は第1ゲームを3対11と大差で落としましたが、第2ゲームは8対8の同点の場面から得意のスマッシュなどで3連続ポイントを奪って11対8で取りました。

その後も競り合いの展開が続き、試合は最終の第7ゲームにもつれました。伊藤選手はラリーで粘り強く返してポイントするなど8対7とリードしましたが、スマッシュがアウトになったり、相手に拾われたりして4連続でポイントを奪われ、8対11で落としました。

伊藤選手はゲームカウント3対4で競り負けて決勝進出はならず、先月の大会に続く丁選手からの連勝はなりませんでした。

また準々決勝で世界1位の中国選手を破った世界6位の石川選手は、世界11位ながらことしのワールドツアーで優勝経験もある中国の孫穎莎選手と対戦しました。

石川選手は2ゲームを連取された第3ゲーム、10対5とゲームポイントを握りますが、ここから相手のコースをつくショットなどで7連続ポイントを奪われて10対12で落としました。

第4ゲームも序盤はリードしましたが中盤以降、ラリーで打ち負けるなどして10対12で取られました。石川選手はゲームカウント0対4のストレートで敗れ、準決勝で敗退しました。

また、ミックスダブルスの決勝では伊藤選手と水谷隼選手のペアが香港のペアと対戦しました。

伊藤選手と水谷選手のペアは第1ゲームを奪いましたが、その後3ゲーム連続で落として逆転を許し、ゲームカウント1対3で敗れて優勝はなりませんでした。

伊藤「めちゃくちゃ悔しいがやりきった」

女子シングルスの準決勝で敗れた伊藤選手は「私自身が絶好調ではない中でフルゲームまで行けたので、きょう出せる実力は出しきれたのではないかなと思うし、めちゃくちゃ悔しいが、やりきったというのはある。相手が攻めてきた展開でも点数が取れていたし、中国選手に対して、ここまでやりきれたと思う試合はなかなかない。きょうの試合を自分の成長に変えて、また次頑張ろうという思いでやっていきたい。前は私が絶好調のときに勝てたので、きょうのような状態でも勝てる実力をつけていきたい」と話し、悔しさの中にも手応えを感じている様子でした。

そのうえで来週、マレーシアで行われる国際大会に向けては「1試合目から強い選手と戦うことになるが、すごく楽しみだ。体調をしっかりと戻して挑みたいと思うので、まずはしっかり休みたい」と話していました。

石川「もっともっとレベルアップを」

石川選手は「前回の対戦でバックハンドを狙い打ちされた印象があったので、きょうは少しコースを変えていこうと思ったが、返されるうちに自分のボールがどんどん甘くなり、さらに厳しいコースに打たれてしまった。自分が押せていたラリーもたくさんあったが、その中で動きが遅くなってしまったり、最後の1本をミスしてしまったり、少し点数が取りたくて守りに入ってしまった」と試合を振り返りました。

そのうえで、準々決勝で世界ランキング1位の中国選手を破った今大会を振り返り「自分にとってすごく大きな一歩になったと思うし、もっともっとレベルアップして、次の大会に向けてしっかり準備したい」と、来週マレーシアで行われる次の大会を見据えていました。