シリア アサド政権側の空爆で子ども含む13人死亡

シリア アサド政権側の空爆で子ども含む13人死亡
内戦が続くシリアでは、反政府勢力が拠点とする北西部でアサド政権側が空爆を行い、市民13人が死亡し、少なくとも50人がけがをしました。去年設けられた非武装地帯での停戦が事実上守られない中、市民のさらなる犠牲が懸念されています。
シリア北西部の反政府勢力が拠点とするイドリブ県やその周辺で、12日、アサド政権側が激しい空爆を行いました。

現地の情報を集めている「シリア人権監視団」によりますと、各地で起きた今回の空爆では子ども3人を含む市民13人が死亡したほか、少なくとも50人がけがをしたということです。
イドリブ県やその周辺では、アサド政権を支援するロシアと反政府勢力に影響力を持つトルコが去年10月に非武装地帯を設けましたが、ことし4月下旬からアサド政権側が空爆などの攻勢を強めていて、ロシアも攻撃に参加しているものとみられています。

国連や人道支援団体は、イドリブ県やその周辺では300万人の市民が命の危険にさらされ「悪夢の瀬戸際にある」として危機感を示していて、非武装地帯での停戦が事実上守られない中、市民のさらなる犠牲が懸念されています。