ハンセン病 家族への差別や偏見もなくす取り組み検討へ 文科省

ハンセン病 家族への差別や偏見もなくす取り組み検討へ 文科省
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ハンセン病の元患者の家族が起こした集団訴訟で、政府が、控訴せず、反省やおわびを盛り込んだ安倍総理大臣の談話を発表したことを受け、文部科学省は、家族への差別や偏見もなくす学校での取り組みを検討することにしています。
ハンセン病の患者や元患者への差別や偏見をなくすため、文部科学省は、問題の歴史などを説明した厚生労働省作成の冊子を全国の中学生に配るなどの取り組みを進めています。

こうした中、元患者の家族が起こした集団訴訟で、政府は12日、控訴せず、反省やおわびを盛り込んだ安倍総理大臣の談話を発表しました。

談話では、確定判決に基づく原告への賠償を速やかに履行するなどとしているほか、関係省庁が連携して人権教育などの普及啓発活動の強化に取り組むとしています。

文部科学省は、家族への差別や偏見もなくす学校での取り組みが必要だとして、まずは差別の実態などを把握するため、関係者から意見を聞きたいとしています。

また学校に対して、患者や元患者だけでなく、家族も含めた人権教育を積極的に行うよう呼びかけることなどを検討する方針です。