フォルクスワーゲンとフォード 自動運転と電気自動車で提携

フォルクスワーゲンとフォード 自動運転と電気自動車で提携
ドイツのフォルクスワーゲンとアメリカのフォードは、自動運転と電気自動車の技術を共同で開発していくと発表しました。IT企業など異業種からの参入が相次ぐ競争分野で、欧米の古豪メーカーが提携関係を強化した形です。
フォルクスワーゲンとフォードは12日、両社のトップがニューヨークで共同の記者会見を開き、自動運転と電気自動車の分野で提携すると発表しました。

具体的には、フォードが出資する自動運転のAI=人工知能の開発会社にフォルクスワーゲンが加わるほか、フォルクスワーゲンが持つ電気自動車の基盤技術をフォードに提供します。

自動車業界はエンジンを必要としない電気自動車や、AIが核となる自動運転の開発競争が激しくなっていますが、IT企業のグーグルやウーバー、家電メーカーのダイソンなど異業種からの参入も相次いでいます。

両社は去年、商用車の製造で提携しましたが、ばく大な開発費が必要となる技術開発の分野でも提携関係を深めた形です。

この分野ではGM=ゼネラルモーターズとホンダも提携を進めるなど、国境を越えた連携が加速しています。

フォルクスワーゲンのディースCEOは記者会見で「電気自動車の最大の市場の中国で、両社の関係強化を検討している」と述べました。

またフォードのハケットCEOは「この分野で後れをとるわけにはいかない。両社で新しい時代をリードする」と述べました。