6回出場のキャプテンを襲う「緊張」 水泳世界選手権

6回出場のキャプテンを襲う「緊張」 水泳世界選手権
「思った以上に緊張した」
アーティスティックスイミングのキャプテン、乾友紀子選手が、初めての演技を終えて、開口一番にそう口にしました。
水泳の世界選手権で日本勢の先陣を切った乾選手は、チーム最年長の28歳。

10年間、日本代表を引っ張り、世界選手権は6大会連続の出場ですが、初日の最初の演技は終盤で足技が乱れました。

井村雅代ヘッドコーチからは、足技のスピードが遅く、演技の思い切りが足りないと指摘されたと言います。

しかし参加チームが多い世界選手権は、1回の演技で順位が決まるふだんの大会と異なり、予選、決勝と合わせて2回、演技するチャンスがあります。

井村ヘッドコーチは日頃から乾選手に「いい演技を続ければ、必ず流れは変わってくる。流れは自分で作るもの」と伝えているといいます。

緊張に襲われ、内容は完璧ではありませんでしたが、それでも乾選手は4位の選手に1ポイント以上の差をつけ3位と、日本勢12年ぶりとなるソロ種目のメダルに向けて前進しました。

13日の決勝で、予選を上回る充実した演技を見せ、キャプテンがみずから日本に流れを引き寄せられるか、注目です。