台湾総統 NYで国連大使らと面会 外交の維持訴える

台湾総統 NYで国連大使らと面会 外交の維持訴える
台湾の蔡英文総統は、外国訪問の経由地のアメリカのニューヨークで、外交関係を維持する17か国の国連大使らと面会し、総統就任以降、中国が経済援助をてこに外交関係の切り崩しに一段と力を入れるなか、台湾との関係維持を訴えました。
台湾の蔡英文総統は、カリブ海諸国の訪問に先立ち経由地のニューヨークを訪れていて、11日、台湾と外交関係のある各国の国連大使らが出席する会合に参加しました。

台湾のメディアによりますと、会合には、台湾と外交関係を持つハイチやパラグアイなど、17か国すべての国連大使などが出席し、蔡総統は「台湾の友好国が、国際的な場で私たちの声を伝えてくれていることに感謝する」と述べ、台湾との関係維持を訴えました。

台湾の総統が、ニューヨークで各国の国連大使と面会する会合に参加するのは、初めてです。

その背景には、蔡総統が3年前に就任して以来、中国が経済援助をてこに、台湾の外交関係の切り崩しの動きを強めており、5か国が台湾との断交を決定したことに対する危機感があります。

台湾をめぐっては、アメリカのトランプ政権が、武器売却を進めたり、政府高官の往来を促したりしていることに中国が反発を強めているだけに、今回の会合についても反発することが予想されます。