「外国人実習生を違法派遣」逮捕の会社社長を不起訴 神戸地検

「外国人実習生を違法派遣」逮捕の会社社長を不起訴 神戸地検
外国人技能実習生を違法に派遣したとして逮捕され、その後、釈放された兵庫県尼崎市の人材派遣会社の社長について検察は12日、不起訴にしました。
尼崎市の人材派遣会社、「ワールドビジネスパートナー」のソニンバヤル社長(35)は、職場から失踪したベトナム人の外国人技能実習生を工場に違法に派遣したとして、不法就労助長の疑いで先月、逮捕され、その後、釈放されていました。

神戸地方検察庁は任意で捜査していましたが、12日、不起訴にしました。理由は明らかにしていません。

この事件を巡っては、ソニンバヤル社長が「当時の入国管理局の捜査に協力していた」と主張し、弁護士が、不起訴にするよう求めていました。

逮捕した社長が不起訴になったことについて兵庫県警は、「検察庁が判断すべきことであり答える立場にない。犯罪捜査にあたっては法と証拠に基づき、適正に行っている」などとコメントしています。

大阪出入国在留管理局は、「一般論として、不法就労が明らかな外国人について、雇用継続するよう指示することはない。社長が、警察に逮捕されたことや地検の処分についてコメントする立場にない」などとしています。

ソニンバヤル社長が不起訴になったことについて代理人の荻野数馬弁護士は、「こちらの主張が認められたと理解している。不起訴にしたということは入管からの要請があったことを検察も認めたのではないか」などと話しています。