奄美大島 “幻の鳥” オオトラツグミ 島外で初展示へ

奄美大島 “幻の鳥” オオトラツグミ 島外で初展示へ
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国の天然記念物で鹿児島県の奄美大島だけに生息し「幻の鳥」とも言われているオオトラツグミが、奄美大島以外の動物園で初めて展示されることになり、12日に報道関係者に公開されました。
奄美大島の固有種のオオトラツグミは、うろこ状の模様が褐色の体に広がっているのが特徴で、警戒心が強い上、山奥の限られた地域でしか、確認されていないことなどから「幻の鳥」とも言われています。

環境省の調査では1500羽から5000羽ほどが生息していると推測され、国の天然記念物として保護されています。

鹿児島市の平川動物公園で報道関係者に公開されたオオトラツグミはオスとみられ、去年8月、奄美大島の路上で衰弱していたところを発見され、保護されていました。

飛ぶ力が低下しているため、環境省は野生に戻すのは難しいと判断し、平川動物公園で継続して飼育されることになりました。

環境省によりますと、オオトラツグミを奄美大島以外で展示するのは初めてだということで、今月19日から一般に公開される予定です。

平川動物公園の飼育担当の落合晋作さんは「交通事故に遭い飛行能力が低下しているこの鳥から、希少種が交通事故や外来種の影響を受けていることを知る機会にしてほしいです」と話していました。