「中国は今後100年 安全保障の主要課題」米軍 参謀総長

「中国は今後100年 安全保障の主要課題」米軍 参謀総長
アメリカ軍の次の制服組のトップに指名されている陸軍のミリー参謀総長は、軍備増強を続ける中国について「この先100年にわたるアメリカの安全保障上の主要課題だ」と述べ、長期にわたり最大の軍事的脅威になるという認識を示しました。
アメリカ軍の次の制服組のトップ、統合参謀本部議長に指名されている陸軍のミリー参謀総長は11日、議会上院の軍事委員会で承認のための公聴会に出席しました。

ミリー参謀総長は中国の軍備増強について「新たな兵器の研究・開発、調達にアメリカを上回る予算を投入している。宇宙・サイバー、陸海空のあらゆる分野で極めて急速に軍事力を向上させている」と指摘しました。

そのうえで「中国はこの先50年から100年にわたるアメリカの安全保障上の主要課題だ」と述べ、長期にわたり最大の軍事的脅威になるという認識を示しました。

そして、中国に対抗する上での日本など同盟国との関係について「鍵となるのはあらゆる分野で演習を行うことだ」と述べ、軍事演習の拡大などを通じて安全保障面での連携を強化していく考えを強調しました。

一方、アメリカとの間で緊張が高まるイランについて、仮にイランと戦争になれば中国への対抗を最優先の課題とするトランプ政権の国防戦略も見直しを迫られることになるとして、外交を通じた緊張の緩和を支持する考えを示しました。