ロシアとウクライナ 首脳が初の電話会談 協議推進で一致

ロシアとウクライナ 首脳が初の電話会談 協議推進で一致
ロシアのプーチン大統領は、ウクライナのゼレンスキー大統領と電話会談を通じて初めて対話し、散発的な戦闘が続くウクライナ東部の安定化や、互いに拘束している兵士などの解放をめぐって具体的に協議を進めることで一致しました。
ロシア大統領府のペスコフ報道官によりますと、プーチン大統領は11日、ウクライナのゼレンスキー大統領と電話会談を通じて初めて対話したということです。

ウクライナ側の呼びかけで行われた電話会談では、散発的な戦闘が続くウクライナ東部の安定化や、互いに拘束している兵士などの解放をめぐって話し合われ、専門家レベルで具体的に協議を進めることで一致したということです。

一方、ゼレンスキー大統領は今月8日、東部の安定化に向けた話し合いの仲介役をつとめるドイツやフランスに加えて、アメリカやイギリスの首脳も交えて会談を行うことを動画を通じてプーチン大統領に呼びかけました。

これについてプーチン大統領は11日、「いかなる対話の形式も拒否していない。興味深い」とも述べていて、ゼレンスキー大統領は、電話会談で直接、提案した可能性もあります。

ただ、ウクライナでは今月21日に議会選挙が行われる予定で、プーチン大統領としては、ゼレンスキー氏が支持基盤とする政党が、得票を伸ばして政権が安定するかなどを見極めたうえで、今後の出方について判断するとみられます。