英領ジブラルタル当局 拿捕したイランのタンカー船長ら逮捕

英領ジブラルタル当局 拿捕したイランのタンカー船長ら逮捕
イギリス領ジブラルタルの当局は、EU=ヨーロッパ連合の制裁措置に反してシリアに原油を輸送しようとしたとして、今月4日に拿捕(だほ)したイランのタンカーの船長らを逮捕したと発表しました。イラン側は拿捕は違法だと訴えてタンカーや船員の即時解放を求めてきただけに、強く反発するものとみられます。
イベリア半島の南端にあるイギリス領ジブラルタルの当局は、今月4日、イラン産の原油を積んだ大型タンカーを拿捕しました。

当局は、このタンカーがシリアのアサド政権に対するEUの制裁措置に反し、原油をシリアの製油所に輸送しようとしていたとしています。

タンカーの拿捕から1週間となった11日、ジブラルタルの当局は、タンカーから文書や電子機器を押収し、船長と責任者を逮捕したと発表しました。

そのうえで、捜査のため引き続きタンカーを留め置くとしています。

イランは、タンカーの原油はシリア向けではないと否定し、拿捕は違法だと訴えてタンカーや船員の即時解放を求めてきたほか、イランの革命防衛隊は報復を示唆していました。

こうした中での船長らの逮捕だけに、イラン側は強く反発するものとみられます。