2劇場が共同制作でオペラ上演へ 東京五輪・パラで文化発信

2劇場が共同制作でオペラ上演へ 東京五輪・パラで文化発信
来年の東京オリンピック・パラリンピックの開催を機に、東京から世界に文化を発信しようと、日本を代表する2つの劇場が初めてオペラの共同制作を行い、12日から上演が始まります。
日本を代表する劇場として知られる東京文化会館と新国立劇場は、東京オリンピック・パラリンピックに合わせて、2年にわたるオペラプロジェクトを立ち上げ、今回初めて共同制作を行いました。

上演されるのは、イタリアの作曲家プッチーニの遺作となった壮大なオペラ『トゥーランドット』で、世界的に活躍する指揮者の大野和士さんが総合プロデュースを務めます。

世界のトップ歌手や、バルセロナオリンピックの開会式を手がけたスペインの演出家などが参加し、舞台となる古代中国の宮殿の世界を華やかに再現するのではなく、黒を基調にした巨大な舞台装置で抽象的に表現するなど、斬新な演出も施されています。

大野さんは「プッチーニが病魔に冒されながら、命を懸けていちばん最後に残したオペラです。皆さんにご覧になっていただきたいです」と語っていました。

オペラ『トゥーランドット』は、12日から3日間は東京文化会館で、そして今月18日からは新国立劇場で上演され、その後、大津市と札幌市でも上演されます。