9人死亡の防災ヘリ事故 1年を前に遺族が初めて現場へ 群馬

9人死亡の防災ヘリ事故 1年を前に遺族が初めて現場へ 群馬
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去年、群馬県の防災ヘリコプターが墜落し、9人が死亡した事故から来月で1年となるのを前に、亡くなった消防隊員の遺族が事故のあと初めて現場を訪れ、花を手向けました。
去年8月、群馬県中之条町の山中で登山道の視察のため飛行していた県の防災ヘリコプターが墜落し、消防隊員とパイロットら合わせて9人が死亡しました。

現場までの山道を県が整備して通れるようになったことから11日、亡くなった消防隊員の遺族が事故のあと初めて墜落現場を訪れました。

遺族たちは同僚だった消防隊員などおよそ30人とともに3時間余りかけて山道を登り、事故の痕跡が残る現場を見たり周辺を歩いたりしました。

そして全員で黙とうをささげたあと、花を手向けて静かに手を合わせました。

消防隊員の息子の蜂須賀雅也さんを亡くした蜂須賀保夫さんは、息子にプレゼントされた登山靴をはいて現場を訪れ「やっとせがれに会えた。同僚の消防隊員がサポートしてくれてありがたかった。きっと息子も逆の立場なら同じことをしてくれたと思う」と話していました。

亡くなった消防隊員、田村研さんの父親の田村富司さんは「息子が好きだったコーヒーを供えた。慰霊碑でも建ててあげたら少しは息子も浮かばれると思う」と話していました。