輸出規制 日韓の事務レベル会合 12日開催

輸出規制 日韓の事務レベル会合 12日開催
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政府が韓国への半導体の原材料などの輸出規制を厳しくしたことについて、12日、両政府の当局の関係者が初めて事務レベルの会合を開きます。韓国はこの場で措置に踏み切った理由の説明を求めるとみられており、これに対して日本側は安全保障上の懸念などを直接説明することにしています。
政府は韓国側の貿易管理の体制が不十分だなどとして、今月4日から韓国向けの半導体の原材料などの輸出規制を厳しくしています。

これに強く反発する韓国側からの要請を受けて、12日、日韓の当局の関係者が都内で事務レベルの会合を開きます。

措置が実施されてから両国の関係者が顔を合わせるのは初めてで、貿易管理を担当する課長などが出席し、非公開で行われます。

韓国はこれまで日本に規制強化の撤回と協議に応じるよう求めていて、会合では日本が措置に踏み切った理由の説明を求めるものとみられています。

これに対して、日本側は今回の措置は貿易管理の国内の運用を見直すもので、2国間で協議する対象ではないとしたうえで、安全保障上の懸念などを直接説明する方針です。

韓国の輸出管理をめぐっては、韓国政府の資料から兵器に転用可能な戦略物資が違法に輸出され、この4年間で156件摘発されたことが分かっていますが、韓国政府は貿易管理制度のもとで適切に摘発された結果だとしています。

一方で、日本政府は今回の措置に踏み切った背景として、韓国側の不十分な貿易管理体制を挙げています。

このように両国の主張や認識は全く異なっていることから、12日の会合での議論は平行線をたどることが予想されています。