台湾 カリブ海諸国との関係強化へ 米との関係もアピール

台湾 カリブ海諸国との関係強化へ 米との関係もアピール
中国が台湾と外交関係を維持する国の切り崩しを図る中、台湾の蔡英文総統は11日、カリブ海諸国の訪問に向け出発し関係強化に意欲を示しました。また、経由地のアメリカでは高官の相互往来などで進む協力関係をアピールするねらいもあるとみられます。
台湾の蔡英文総統は今月22日までの日程で外交関係のあるハイチやセントルシアなどカリブ海の島国4か国を訪問するため11日、出発しました。

出発に先立って蔡総統は空港で記者団に対し「台湾は自由で開放的な価値観を世界と共有していく。台湾海峡の一角に閉じこもることは絶対にない」と述べ4か国との関係強化に意欲を示しました。

中国が経済援助で台湾と外交関係がある国の切り崩しを図る中、蔡政権の発足後、台湾と断交した国は5か国に上り外交関係を維持する国は17か国にとどまっています。

このため蔡総統としては訪問先の国々との友好を強調して外交関係をつなぎとめたい考えです。

また、経由地のアメリカには就任後、最も長い4泊する予定です。

アメリカのトランプ政権は台湾との間で高官の往来を促し武器売却などの協力も進めています。

蔡総統としてはアメリカ側との良好な関係を内外にアピールし来年1月に予定される総統選挙に向けて求心力を高めるねらいもあるとみられます。