元「KAT-TUN」田口被告と元女優に懲役6か月求刑

元「KAT-TUN」田口被告と元女優に懲役6か月求刑
人気アイドルグループ「KAT-TUN」の元メンバーの田口淳之介被告と同居していた元女優が大麻を所持した罪に問われている裁判の初公判が開かれ、田口被告は起訴された内容を認め「関係者やファンを裏切った」と謝罪しました。一方、検察は2人に懲役6か月を求刑しました。
人気アイドルグループ「KAT-TUN」の元メンバーで歌手などとして活動している田口淳之介被告(33)と、同居していた元女優の小嶺麗奈被告(38)の2人は、ことし5月、東京 世田谷区の自宅マンションで乾燥大麻を所持していたとして大麻取締法違反の罪に問われています。

初公判の傍聴希望者は傍聴席24席に対して1265人に上り、倍率は52.7倍となりました。

10年以上、田口被告を応援してきたという24歳の女性は「どうして薬物に手を染めてしまったのか、ファンに対してどう思っているのかを聞きたい。ジャニー喜多川さんが亡くなったこのタイミングで初公判を迎えた気持ちも聞きたい」と話していました。

東京地方裁判所で開かれた初公判で、田口被告は黒いスーツに黒いネクタイを着け、小嶺被告は白と黒のストライプのシャツに緑色のズボン姿で法廷に入りました。

2人とも落ち着いた様子で名前などを答えた後、起訴された内容について「間違いありません」と認めました。

「好奇心で使ってしまった」

被告人質問で小嶺被告は、大麻を使うようになったいきさつについて「田口被告との交際をきっかけにファンから嫌がらせを受け、摂食障害や睡眠障害に苦しんだ。10年ほど前に売人から勧められ、大麻に頼ってしまった」と話しました。

続いて田口被告は「小嶺被告から大麻の使用を打ち明けられ、好奇心もあり使ってしまった。大麻を使うと気持ちがまろやかになると感じていた」と話しました。

また、今後の立ち直りについて田口被告が「互いに違法薬物の認識を持って、2人で注意しながら生きていきたい」と述べたほか、小嶺被告は「交際を続けていくなら結婚もしたいと思う。2人でいると疑われるのはしかたないが、再犯せずに歩んでいけると思う」と話しました。

審理の最後に田口被告は「たくさんの関係者やファンを裏切った。今後はしっかり更生してまっとうな人生を歩みたい」と述べたほか、小嶺被告も謝罪しました。

一方、検察は「10年前から2人で大麻を使用し、再犯のおそれがある」として2人に懲役6か月を求刑しました。


審理は11日ですべて終わり、判決は今月30日に言い渡されます。