東郷証券元役員 5億円余り所得隠しか 脱税容疑で再逮捕

東郷証券元役員 5億円余り所得隠しか 脱税容疑で再逮捕
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FX取引をめぐって顧客の損失補填(ほてん)を行ったとして起訴された「東郷証券」の元役員が実質的に経営する別の商品先物取引会社で5億円余りの所得を隠し、1億4000万円余りを脱税していたとして法人税法違反の疑いで東京地検特捜部に再逮捕されました。
再逮捕されたのは、プロ野球・巨人の元投手で東京 港区にある「東郷証券」の元役員、林泰宏容疑者(58)と元顧問の上村昌也容疑者(37)の2人です。

東京地検特捜部の調べによりますと、林元役員らは大阪市で商品先物取引会社「さくらインベスト」を実質的に経営していますが架空の外注費を計上する手口でこの会社の所得を隠し、3年前までの5年間に1億4300万円を脱税したとして法人税法違反の疑いが持たれています。

関係者によりますと所得隠しの総額はおよそ5億4000万円に上るということで、特捜部は11日、架空の業務の発注先とされる横浜市のシステム関連会社など関係先を捜索しました。

林元役員らは「東郷証券」のFX取引で損失を出した一部の顧客に対して「さくらインベスト」に口座を開設させ、金融商品の取り引きで利益が出たように装って損失を穴埋めしていたなどとして金融商品取引法違反の罪で10日起訴されていて、特捜部と東京国税局は資金の流れの解明を進めています。

特捜部は林元役員らの認否を明らかにしていません。