ウィンブルドン 錦織 ベスト4目指しフェデラー対策で調整

ウィンブルドン 錦織 ベスト4目指しフェデラー対策で調整
テニスの四大大会、ウィンブルドン選手権で男子シングルスの準々決勝に臨む錦織圭選手が試合を前に会場のコートでおよそ30分間、調整を行い、対戦するスイスのロジャー・フェデラー選手が得意とするショットへの対応などを確認しました。
世界ランキング7位の錦織選手は準々決勝で、ウィンブルドンの男子シングルスでは1933年の佐藤次郎さん以来、日本選手86年ぶりとなるベスト4進出を目指し、この大会8回の優勝を誇る、世界3位、スイスのロジャー・フェデラー選手と対戦します。

錦織選手は現地時間の10日午後に行われる試合を前に昼ごろ、会場のコートに現れ、ダンテ・ボッティーニコーチと笑顔を見せるなどリラックスした様子でおよそ30分間、軽めの調整を行いました。

錦織選手は今大会、4試合で1セットしか落としておらず、体力に余裕を持って準々決勝に臨みます。練習では、フェデラー選手が得意とする精度の高いバックハンドのスライスショットへの返球を繰り返し確認したほか、今大会好調なリターンの練習では、ライン際を突く深く鋭いショットを打っていました。

錦織選手の練習の直前には、フェデラー選手がおよそ30分間、練習を行い、外に逃げていくサーブに対して片手打ちのバックハンドの鋭いショットを返す練習を繰り返したほか、ボレーなどネットプレーの練習を行っていました。

コーチ「勝利のため練習重ねた彼を信じている」

10日の準々決勝前、NHKの取材に応じたダンテ・ボッティーニコーチは「錦織選手のフィジカルのコンディションはとてもいい。これまでの四大大会では準々決勝までにフルセットの試合など長時間の試合が続いていたが今大会は長い試合をしていない。気持ちもフレッシュに準々決勝に臨めるのでいい入りかたができると思う」と話しました。

そしてロジャー・フェデラー選手との準々決勝については「フェデラー選手は錦織選手に対して攻撃的にプレーしてくるだろうし、ネット際に多く出てきて、短いラリーでポイントを取りにくると思う。錦織選手は、なるべく多くのショットを返しこれまでと同様、攻撃的に彼らしいプレーをしてくれたらと思う。勝利のためにずっと練習を重ねてきた彼を信じているし、いい試合をしてくれるだろう」と話していました。