中国 新車販売12か月連続減少 米との貿易摩擦で回復見通せず

中国 新車販売12か月連続減少 米との貿易摩擦で回復見通せず
中国の先月6月の新車の販売台数は、去年の同じ月を10%近く下回り12か月連続での減少となりました。アメリカとの貿易摩擦などを背景に消費が減速する中、市場の回復は見通せない状況です。
中国の自動車メーカーなどでつくる「中国自動車工業協会」が10日発表した先月6月の新車の販売台数は205万6000台で、去年の同じ月を9.6%下回りました。

新車の販売台数の減少は去年7月以来、12か月連続です。

中国は世界最大の自動車市場ですが、アメリカとの貿易摩擦などを背景とした消費の減速で去年、年間を通じた販売台数が28年ぶりに前年を下回りました。

ことし1月から先月までの上半期の販売台数は去年よりさらに12.4%減少しています。

一方、電気自動車などの販売台数は先月は15万2000台と去年の同じ月を80%上回りました。

先月までの累計も去年の同じ月より49.6%増えています。

中国政府は新車市場のてこ入れのため農村部での燃費のよい車種への買い替えへの支援策を検討していますが、都市部を中心に新たな燃費規制を導入するほか、電気自動車などへの購入補助金も削減していて、今後の新車市場の回復は見通せない状況です。