25歳女性殺害の罪で元交際相手の被告に懲役17年 東京地裁

25歳女性殺害の罪で元交際相手の被告に懲役17年 東京地裁
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4年前、相模原市の墓地で25歳の女性の遺体が見つかった事件で、殺人の罪に問われ無罪を主張していた元交際相手の被告に対し、東京地方裁判所は「遺体を遺棄した事実などから殺害の犯人だと認められる」として懲役17年を言い渡しました。
4年前、相模原市の墓地で東京新宿区の阿部由香利さん(当時25)が遺体で見つかった事件では、元交際相手で飲食店従業員だった佐藤一麿被告(33)が殺人の罪に問われました。

裁判では被告による殺害を裏付ける直接的な証拠がない中、検察は状況証拠によって有罪を主張した一方、被告は無罪を主張していました。

10日の判決で東京地方裁判所の家令和典裁判長は「遺体の状況から被害者は睡眠薬を飲んだ状態で何者かに首を圧迫されて殺害されたと言える。被告が遺体を遺棄した事実や大量の睡眠薬を入手した事実から殺害の犯人だと認められる」と指摘しました。

そのうえで「交際関係にあった被害者を殺害した事件であり、殺意は強く、動機にも酌むべき事情は見当たらない」として懲役18年の求刑に対し、懲役17年を言い渡しました。

この事件では遺体を遺棄した罪については裁判が先に行われ、懲役1年8か月執行猶予3年が確定しています。