奈良公園8年ぶりにごみ拾い活動 シカのプラごみ死亡で

奈良公園8年ぶりにごみ拾い活動 シカのプラごみ死亡で
奈良市にある奈良公園の鹿がレジ袋などを誤って食べて死んでいる問題を受け、鹿の保護団体は10日、8年ぶりにごみを拾う活動を再開しました。
奈良公園にある鹿の保護団体「奈良の鹿愛護会」によりますとことし3月以降、公園で死んだ鹿14頭のうち9頭の胃からレジ袋などのプラスチックごみが見つかり、うち3頭はプラスチックごみが原因で死んだとみられています。

このため愛護会は平成23年以来8年ぶりに園内のごみを拾う活動を再開し、10日は県の内外から140人余りのボランティアが参加しました。

そして午前10時すぎからごみばさみを使って、公園内に捨てられているレジ袋やストローを拾い集めていきました。

10日はおよそ1時間半でプラスチックごみや空き缶など53キロのごみが集まったということで、愛護会では今後も不定期で活動を続けることにしています。

参加した奈良市の20代の女性は「プラスチックごみが原因で鹿が死んでいるというニュースを見てショックを受け参加しました。観光客には、きちんとごみを持ち帰ってほしいです」と話していました。

「奈良の鹿愛護会」の蘆村好高事務局長は「想像以上にごみが集まり驚いています。今後は海外の観光客にも飛び込みでごみ拾いに参加してもらえるよう呼びかけていきたい」と話していました。