北朝鮮との実務協議の調整状況 明らかにせず 米国務省

北朝鮮との実務協議の調整状況 明らかにせず 米国務省
アメリカ国務省は、近く行うとしている北朝鮮の非核化をめぐる米朝の実務協議の開催について詳しい日程などを明らかにしませんでしたが、交渉が再開された場合は、あくまでも北朝鮮の完全な非核化を目指して交渉していく方針を強調しました。
アメリカのトランプ大統領は、先週行われた北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長との3回目の首脳会談で、2、3週間以内に非核化協議を再開させることで一致しました。

アメリカ国務省で9日行われた記者会見でオータガス報道官は、協議の日程などを問われたのに対して「発表することはない」と答え、北朝鮮との詳しい調整の状況は明らかにしませんでした。

その一方でオータガス報道官は、アメリカは北朝鮮が核開発を凍結すれば、見返りを与えるのではないかという一部報道について、「トランプ政権の目標は核開発の凍結ではなく、北朝鮮の大量破壊兵器の完全な廃棄だ」と述べ、交渉ではあくまでも北朝鮮の完全な非核化を目指して交渉していく方針を強調しました。

一方、ドイツの首都ベルリンにあるテーゲル空港では9日、北朝鮮との交渉を担当するアメリカのビーガン特別代表が到着したのをNHKの取材班が確認しました。

ビーガン氏は11日まで滞在し、ドイツ政府の当局者などと会談するとみられていますが、オータガス報道官は「今回の訪問中に北朝鮮の当局者と会う予定はない」としています。