「ボッチャ」 日本ペアが初の銀 アジア・オセアニア選手権

「ボッチャ」 日本ペアが初の銀 アジア・オセアニア選手権
韓国で開かれているパラスポーツの独自の球技、ボッチャのアジア・オセアニア選手権で、日本の障害が最も重いクラスのペアが初めて銀メダルを獲得し、来年の東京パラリンピックに弾みをつけました。
ボッチャは脳性まひなどで運動機能に重い障害がある人のために考案されたスポーツで、赤と青のボールを6球ずつ投げて、白い的球にどれだけ近づけられるかを競います。

国際大会では障害の程度に応じて4つのクラスで争われ、障害の最も重いクラスではアシスタントの力を借りて「ランプ」と呼ばれる滑り台のような道具で狙いを定めて転がします。

韓国・ソウルで開かれているアジア・オセアニア選手権は9日、ペアの決勝が行われ、世界ランキング9位の日本は河本圭亮選手(20)と高橋和樹選手(39)、田中恵子選手(36)の3人がそれぞれペアを組み、6位の香港と対戦しました。

日本は第1エンドに香港に3点を奪われると、第2エンドと第3エンドにもミスが出て、リードを5点に広げられます。

最終の第4エンド、逆転を目指す日本は、的球を遠くに置いて大量得点をねらいますが、的球の手前に球を並べた香港の守りを崩せず2得点にとどまり、5対2で敗れました。

この大会で日本のペアが銀メダルを獲得したのは初めてで、東京パラリンピックに向けて弾みをつけました。

キャプテンの河本圭亮選手は「僕たちにはもっと力があると思うので、協力し合って、もっと大きな舞台で、もっといい結果を出せるよう頑張りたい」と話していました。