がんから復帰 原口がオールスターゲームに プラスワンで選出

がんから復帰 原口がオールスターゲームに プラスワンで選出
今月12日から行われるプロ野球オールスターゲームで、両リーグから出場選手の最後の1人を選ぶ「プラスワン投票」の結果が発表され、セ・リーグからは大腸がんからの復帰を果たした阪神の原口文仁選手が選ばれました。
ことしのオールスターゲームの出場選手はファン投票などですでに56人が選ばれていて、9日は、両リーグから最後にもう1人ずつを再びファン投票で選ぶ「プラスワン投票」の結果が発表されました。

その結果、セ・リーグはプロ10年目の27歳、阪神の原口選手が選ばれました。
原口選手はことし1月に大腸がんの手術を受けた後、リハビリを地道に続けて先月4日に1軍復帰を果たしました。そして9日には本拠地の甲子園球場でサヨナラヒットを打つなど、「代打の切り札」として勝負強さを見せています。
原口選手のオールスター出場は3年ぶり2回目です。

一方、パ・リーグは日本ハムの大田泰示選手が2年連続でプラスワン投票で1位となりましたが、腰のけがのため、去年に続いて出場を辞退し、代わりにこの投票で2位だった西武の源田壮亮選手が選ばれました。
源田選手は新人の年から3年連続での出場となります。

このほか、ファン投票で選ばれたソフトバンクの柳田悠岐選手と今宮健太選手が、いずれもけがで出場を辞退し、代わりに西武の増田達至投手とソフトバンクのグラシアル選手が出場することになりました。

オールスターゲームは第1戦が今月12日に東京ドームで、第2戦が翌13日に甲子園球場で行われます。

阪神 原口「感謝の気持ちでいっぱい」

オールスターゲームは3年ぶり2回目の出場となる阪神の原口文仁選手は「がんを患っていた半年前のことを考えれば誰も想像していなかったと思います。こうして選んでいただき、うれしさと感謝の気持ちでいっぱいです。多くの人の支えがあったからだと思います」と喜びを語りました。

そして、「選ばれたほかの選手たちとたくさん話をして勉強したいと思います。試合では少ない打席数になると思いますが、自分のスイングをしっかりして、多くの人に元気にプレーしている姿を見てもらいたい」と意気込んでいました。

西武 源田「自分らしいプレーを」

西武の源田壮亮選手は「成績などで諦めていた部分もあったので、驚いている。どんな形であれ選ばれたのはうれしい」と話しました。

そして、新人の年から3年連続のオールスターゲームに向けて、「自分らしいプレーができればいい。打つほうも守るほうもスピードを売りにしているので、そういうところをファンの方に見てもらいたい」と意気込んでいました。