6月の工作機械受注額 好不調の節目水準下回る 2年8か月ぶり

6月の工作機械受注額 好不調の節目水準下回る 2年8か月ぶり
国内の工作機械メーカーの先月の受注額が、速報値で好調と不調の節目の水準を2年8か月ぶりに下回りました。中国経済の減速が影響しています。
「日本工作機械工業会」が発表した先月の工作機械の受注額の速報値は988億円で、去年の同じ月より38%減少しました。

好調と不調の節目とされるのは1000億円で、この水準を下回ったのは2年8か月ぶりです。

受注額のうち国内向けは40.3%減少して、376億円、海外向けは、36.4%減少して、612億円でした。中国経済の減速の影響を受けて現地のスマートフォン向けなどの部品加工を行う工場などで設備投資が大きく減少し、去年後半から工作機械の受注額も減少傾向が続いています。

日本工作機械工業会では、「アメリカと中国の貿易摩擦が長引いていることもあり、中国や国内の取引先が設備投資を手控える状況が続いている」と話しています。