東京五輪パラ名誉総裁を天皇陛下に要請へ 政府

東京五輪パラ名誉総裁を天皇陛下に要請へ 政府
菅官房長官は9日の閣議で、来年の東京オリンピック・パラリンピックで、天皇陛下が日本国の象徴として両大会で開会のおことばを述べられるのがふさわしいとして、両大会の名誉総裁への就任を要請する考えを示しました。
来年の東京オリンピック・パラリンピックをめぐって、組織委員会の森会長は先月、安倍総理大臣に対し、天皇陛下の名誉総裁への就任を要望していました。

菅官房長官は、9日の閣議で「来年開催されるオリンピック・パラリンピックで、天皇陛下が名誉総裁となられ、日本国の象徴として開会のおことばを述べられることは国民総参加による夢と希望を分かち合う大会の実現や国際親善の観点からも有意義だ」と述べました。

そして、宮内庁を通じて天皇陛下に対し、両大会の名誉総裁への就任を要請する考えを示しました。

また、鈴木オリンピック・パラリンピック担当大臣は閣議のあとの記者会見で「きょうから手続きを始め、しかるべき時までに結論をいただきたい」と述べました。

組織委員会によりますと、国内でこれまでに開かれたオリンピックとパラリンピックでは、天皇がオリンピック、皇太子がパラリンピックの名誉総裁にそれぞれ就任してきましたが、天皇陛下が障害者スポーツに強い関心を持たれていることなどから、今回は双方ともに天皇陛下に要請する方針を決めたということです。