ベネズエラ 政府側と反政府側が会談へ 混乱収束は不透明

ベネズエラ 政府側と反政府側が会談へ 混乱収束は不透明
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政治的混乱が続く南米のベネズエラの政府側と反政府側の代表が、ノルウェー政府の仲介で、今週、カリブ海のバルバドスで事態の打開に向けて会談を行うことになりました。
ベネズエラでは、中国やロシアの支援を受けて独裁を続けるマドゥーロ大統領と、アメリカの支援を受けて暫定大統領への就任を表明したグアイド国会議長が対立し、400万人を超える国民が難民として周辺国に流出するなど混乱が広がっています。

ベネズエラ政府は、ノルウェー政府の仲介で、政府側と反政府側の代表による会談が、今週、バルバドスで行われることを発表しました。

この発表を前にマドゥーロ大統領は今月2日、反政府側と混乱の打開に向けて何らかの合意に達する可能性に言及し、これまで対話を拒否していたグアイド氏も、独裁政治を終わらせるために政権の代表者と話し合う、というコメントを出しています。

双方が話し合いに応じた背景には、軍や司法を掌握するマドゥーロ大統領がグアイド氏への圧力を強める一方、グアイド氏を支援するアメリカが政府関係者に対する経済制裁を強め、事態がこう着していることがあります。

ただ、反政府側や国際社会が求める大統領選挙のやり直しをマドゥーロ大統領は強く否定していて、双方の会談を通じて混乱が収まるかどうかは不透明です。