京都 祇園 花見小路通 木造飲食店など5棟焼ける けが人おらず

京都 祇園 花見小路通 木造飲食店など5棟焼ける けが人おらず
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京都の繁華街 祇園で8日夜、料亭などが並ぶ通りにある木造の建物から火が出て周辺に燃え広がり、5棟が焼けました。けが人はいませんでしたが、現場は一時騒然となりました。
8日午後9時すぎ、京都市東山区の祇園の花見小路通にある飲食店の従業員から「煙のにおいがする」と通報がありました。

消防が駆けつけたところ、飲食店が入っている木造の建物の2階部分から火が出ていて、周辺の建物にも燃え広がりました。

消防車20台以上が出て消火にあたり、約3時間半後の9日午前1時前にほぼ消し止められました。

警察と消防によりますと、この火事で木造2階建てと3階建ての建物合わせて5棟が焼けたということです。

けが人や逃げ遅れた人はいませんでした。

消防によりますと、飲食店の調理場のダクトに入った火が屋根まで燃え移ったという情報があったということで、当時の詳しい状況を調べることにしています。

現場は、石畳の風情ある通りにお茶屋や料亭などが建ち並ぶ人気の観光スポットで、出火当時も多くの観光客が訪れていて一時騒然となりました。

一時 高さ15mほどまで炎と煙

視聴者が8日午後9時半ごろに祇園の火災現場近くで撮影した映像では、花見小路通沿いの建物から炎と煙が激しく上がっていました。

撮影した男性によりますと、初めのうちは火が見えなかったということですが、消防隊員がはしごで煙の出ている2階に上がり、壁を破ると、一気に炎が上がったということです。

その後、炎や煙は15mほどの高さまで上がり、「パーン」という何かが破裂するような音が何回か聞こえたということです。

近くでは、火災の起きた飲食店の従業員とみられる人が座り込んで泣いていたということです。

近くの料亭の女性「舞妓を避難させた」

近くで料亭を営む女性は「はじめは黒い煙が見えているだけで大したことがないと思っていましたが、ボンッという大きい音がしてから大きく火が上がり始めました。風下にいるので火の粉が降りかかってこないかと心配です。うちも舞妓さんがいるので『お茶屋さんで待っていなさい。ここにいたらあかん』と言って避難させました。この辺りは長屋のように建物がくっついているので怖いです」と話していました。

花見小路通とは

祇園商店街振興組合のホームページなどによりますと、「花見小路通」は祇園を南北に走る石畳の通りで、お茶屋や料亭などが建ち並び、多くの観光客が訪れる観光地です。