いじめ示唆するメモ 文科省が岐阜市教委に真相解明を指導

いじめ示唆するメモ 文科省が岐阜市教委に真相解明を指導
今月、岐阜市で中学3年の男子生徒がマンションから転落して死亡し、自宅からいじめを示唆するメモが見つかった問題で8日、文部科学省の担当者が市の教育委員会を訪れ、真相を解明し再発防止を徹底するよう指導しました。
今月3日、岐阜市のマンションの駐車場で中学3年の男子生徒が転落しているのが見つかってその後、死亡し、警察は飛び降り自殺の可能性があると見て調べています。

男子生徒の自宅からは、いじめを受けていたことを示唆するメモが見つかったほか、学校には男子生徒が同級生から暴力を受けたり金銭を要求されたりしていたという情報が寄せられています。

これを受けて8日、文部科学省でいじめ問題などを担当する職員2人が岐阜市を訪れ、市教育委員会の担当者から聞き取りを行いました。

この中では担任がクラスメートから男子生徒がいじめられていることを訴えるメモを受け取りながら、学年の副主任としか情報を共有していなかったことなどが伝えられ、文部科学省側は真相を解明し、再発防止を徹底するよう指導したということです。

文部科学省児童生徒課の大濱健志課長は「先入観を持つことなく、遺族に寄り添いながら調査に当たってほしい」と話していました。

岐阜市教育委員会は、生徒へのアンケート調査や聞き取り調査を行って外部の弁護士などで作る第三者委員会に報告し、いじめの実態の解明を進めることにしています。