中国「三国志」の世界をリアルに 出土品特別展 東京

中国「三国志」の世界をリアルに 出土品特別展 東京
中国の「三国志」の世界を、貴重な出土品などで紹介する特別展が、9日から東京上野の国立博物館で開かれます。
この特別展は、日中文化交流協定40周年を記念して企画され、「三国志」ゆかりの出土品などの資料、160点余りが展示されています。

見どころの一つは、「魏」の基礎を築いた武将、曹操の墓とみられる遺跡の出土品で、中国以外では初めての公開です。

このうち「罐」(かん)と呼ばれるつぼは、この時代には存在しないとされてきた「白磁」の特徴がみられ、これまでの発見例を300年以上さかのぼる最古の「白磁」だと評価されています。

また、曹操を指すとされる「魏武王」の文字が刻まれた石の札、石牌は墓の主が曹操だとする有力な根拠になったということです。

このほか、漫画家の横山光輝さんが描いた「三国志」の原画や、NHKで放送された人形劇「三国志」の人形なども展示されています。

東京国立博物館の市元塁主任研究員は「その時代の出土品などから三国志のリアルな世界をみていただきたい」と話しています。

この特別展は9日から9月16日まで東京国立博物館で開かれます。