夜行バス転落 29人死亡 運転手居眠りか インド

インド北部の高速道路で乗客50人余りを乗せた夜行バスが高架下に転落し、これまでに29人が死亡しました。インドでは深刻な交通事故が相次いでいて安全対策の強化を求める声が強まっています。
インド北部のウッタル・プラデシュ州で8日朝、高速道路を走っていた夜行バスが高架下の用水路に転落しました。

地元の警察によりますとバスには乗客50人余りが乗っていて、これまでに29人が死亡し23人が大けがをして病院に搬送されました。

現場には転落を防ぐための柵などはなく、警察は運転手が居眠りをしていた可能性があるとみて事故の詳しい原因を調べています。

インドでは今月1日にも北部の2か所で路線バスが道路脇の崖から転落し、合わせて38人が死亡するなど深刻な交通事故が相次いでいて、インド政府によりますと年間の死亡者は世界で最も多いおよそ15万人に上ります。

事故の多くはガードレールなどの整備の遅れや無謀な運転が原因とされていて、経済成長で車やバイクを持つ人が増える中、政府に安全対策の強化を求める声が強まっています。