サッカー女子W杯 アメリカが4回目の優勝

サッカー女子W杯 アメリカが4回目の優勝
サッカーの女子ワールドカップフランス大会は、7日、決勝が行われ、アメリカがオランダに2対0で勝って2連覇を果たすとともに大会の最多優勝記録を「4」に伸ばしました。
女子ワールドカップフランス大会の決勝は、7日、リヨンで行われ、連覇を目指した世界ランキング1位のアメリカと、おととしのヨーロッパ王者で初めて決勝に進んだ世界8位のオランダが対戦しました。

アメリカは、両チーム無得点で迎えた後半15分にVAR=ビデオ・アシスタント・レフェリーと呼ばれる審判によるビデオ判定の末、ペナルティーキックを獲得しメーガン・ラピノ選手が得点ランキングトップに並ぶ大会6点目のゴールを決めて先制しました。

さらに24分には、ローズ・ラベル選手がカウンター攻撃からドリブルで持ち上がり、左足のシュートを鮮やかに決めて追加点を奪いました。

このあとアメリカは、最終ラインの人数を増やして守りを固めオランダに反撃を許さず、2対0で勝ち2連覇を果たすとともに、大会の最多優勝記録を「4」に伸ばしました。

大会のMVP=最優秀選手には、決勝でも活躍したアメリカのラピノ選手が選ばれました。

この大会、2大会ぶりの優勝を目指した日本は、決勝トーナメント1回戦で準優勝したオランダに1対2で敗れて、敗退しました。

アメリカ監督「世界のレベル高くなった」

優勝したアメリカのジル・エリス監督は「女子サッカーの世界のレベルが高くなっていて、優勝までの道のりはとても難しかった。ここまでこれたチームのみんな、スタッフ、ファンの皆さんに感謝したい」と大会を振り返りました。

また、今大会ベスト8がアメリカを除いていずれもヨーロッパのチームだったことについては、「ヨーロッパには資金が豊富な大きなクラブがいくつもある。こうしたクラブが、女子にも投資するようになったことが要因の1つにあげられるのではないか」と話しました。

そのうえで、「南米やアジアの各国も資金力のあるリーグがある。こうしたリーグやそれぞれのクラブが女子サッカーへの投資をすることはそう難しいことではないのではないか」などと述べ、各リーグやクラブレベルでの女子サッカーへの投資が代表チームの強化につながるという考えを示していました。

オランダ監督「プロ化で強化進んだ」

準優勝したオランダのサリナ・ビーフマン監督は、試合後の記者会見で、「決勝までいけたのはわれわれオランダの女子サッカー界にとってとてもすばらしいことだと思っている。オランダでは、2007年から女子サッカーリーグがプロ化されたことで、強化が進んだほか女子サッカーへの人気が高くなった。今回の結果が、オランダの女子サッカーのさらなる人気につながるのではと期待している。次はチャンピオンになるために今後も練習施設の整備など資金を投じ、女子サッカーの強化に引き続き取り組んでいきたい」と話していました。