「トランプ高原」 ゴラン高原新入植地を命名へ イスラエル

「トランプ高原」 ゴラン高原新入植地を命名へ イスラエル
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アメリカのトランプ政権がことし3月、シリア領のゴラン高原についてイスラエルの主権を認めたことに感謝の気持ちを示すためだとして、イスラエルは、国際法に違反してゴラン高原に建設する新たな入植地を「トランプ高原」と名付けることを決めました。
アメリカのトランプ政権はことし3月、イスラエルが1967年の第3次中東戦争でシリアから奪い、占領を続けてきたゴラン高原について、イスラエルの領土として認める「主権の認定」を行いました。

イスラエルのネタニヤフ首相は16日、閣議を開き、トランプ大統領への感謝の気持ちを示すためだとして、ゴラン高原に建設する新たな入植地を「トランプ高原」と名付けることを決めました。

占領地で入植活動を行うことは国際法で禁止されているため、「トランプ高原」と名付けられた今回の入植地は、イスラエルによる違法な入植地の1つとして国際社会の批判を招きそうです。

さらに、もともとゴラン高原を領有していたシリアや、後ろ盾のイランが反発を強めるのも確実で、衝突が頻発しているゴラン高原の緊張状態をさらに高めるおそれもあります。
この決定を受けてアメリカのトランプ大統領は16日、ツイッターに「光栄なことだ。ネタニヤフ首相、そしてイスラエルよ、ありがとう」と投稿しました。